お墓修理や墓石建立時に知っておくこと

墓石を建てる際のポイント

何を基準に選ぶか
墓石は家名や戒名などを彫刻し、お参りに欠かせないお花立や線香を焚く香炉から構成されます。建立後は魂入れのお清めがされ「墓石の形をした石」から「供養塔」になります。一度建立した場合、通常建替えるものではありませんので慎重に検討されることをおすすめします。墓石の形状は仏教的に意味がある形状から、モニュメント的なものまで色々ありますが周囲に調和する環境にあったものをお選びになるケースが多いです。使用される石材は日本産、中国産、インド産が多く風化しにくく光沢が落ちにくい石材を使用することが大切です。また、外柵や石碑のデザイン・加工によっておすすめの石材もあります。
墓石の新規建墓
おすすめする選び方
墓石の形

第一にご予算です。墓所工事は安くはありません、ご家族でいくら位のお墓を用意したいかご相談ください。率直にお話しいただいた方がご提案がより現実的なものになると思います。

また墓石の形はまず皆様が所有する墓所を管理する墓苑・霊園・寺院等の規則に準じたものを建立することが必要でお寺に墓地をお持ちの場合は供養塔としてのす。
デザインを推奨していることが多いと思います。【和型墓石

また、公営霊園等の墓地では高さなどの制限内であればデザインが自由なため故人やご家族の想いを表現したモニュメント的なデザインも可能になってきます。【洋型・中間型
価格は墓石のデザインにより異なり、基本的には石材の使用量が多ければ高く、形状が複雑な場合は加工料と施工料がかかり高くなります。
お墓の選び方
墓石の形

墓石の形はまず皆様が所有する墓所を管理する墓苑・霊園・寺院等の規則に準じたものを建立することが必要で、またお寺に墓地をお持ちの場合は供養塔としてのデザインを推奨していることが多いと思います。【和型墓石

また、公営霊園等の墓地では高さなどの制限内であればデザインが自由なため故人やご家族の想いを表現したモニュメント的なデザインも可能になってきます。【洋型・中間型
価格は墓石のデザインにより異なり、基本的には石材の使用量が多ければ高く、形状が複雑な場合は加工料と施工料がかかり高くなります。

弊社ではお話を聞かせて頂いた結果、お客様に気に入っていただけるデザインと石材の種類をご提案しております。
墓石の選び方
施工

石材の種類と同じくらい価格差が表れやすいのが施工費です。
施工費を安くするには施工時間をかけず、耐久性は2の次で見た目だけ良い施工をすることです。
一般のお客様には分かりづらい要素ですし性質上すぐには欠陥が分からないものですのでより注意が必要です。
当社ではご供養のための大切なお墓である以上時間をかけて丁寧に施工する方針で行っています。
墓石の選び方

墓石のデザインを知る

墓石は家族の象徴
墓石の形はまず皆様が所有する墓所を管理する墓苑・霊園・寺院等の規則に準じたものを建立することが必要です。お寺に墓地をお持ちの場合は供養塔としてのデザインを推奨していることが多いと思います。【和型墓石

また、公営霊園等の墓地では高さなどの制限内であればデザインが自由なため故人やご家族の想いを表現したモニュメント的なデザインも可能になってきます。【洋型・中間型

価格は墓石のデザインにより異なり、基本的には石材の使用量が多ければ高く、形状が複雑な場合は加工料と施工料がかかり高くなります。
いずれにしてもお墓は家族の象徴でもある大切なものですので価格や見た目だけで選び事はせず慎重に行う必要があります。

墓石
墓石設計
◆お墓の専属設計士があなたのお墓を無料で設計します。

石材の種類、お墓のデザイン、ご予算などのご要望をお申し付けください。
「良いお墓」はお客様それぞれです。一生物で高価なお墓ですので真剣にご検討下さい。
当店では最新の墓石専門設計CADコンピュータでお客様の目の前で設計できますので安心です。
弊社では特に既定のデザインや価格はございません。
ご予算内での墓所工事の設計と石材の選定を行いご提案しております。
まずはご要望をお聞かせください。初回ご提案図面作成・プレゼンは無料ですのでお気軽にご相談ください。

外柵(囲い)のデザインを知る

何を基準に選ぶか
外柵工事とは墓地管理者と使用契約を結んだ墓地の隣接する墓所との境界を示す役割があります。通常は周囲の墓所に合わせたデザインや高さで設計することが多い。墓地の面積が大きい場合は外柵内にお骨を収蔵するスペースである納骨棺(カロート)を設備する。墓地の面積が小さい場合は外柵自体が納骨棺(カロート)の役割を果たす場合もある。
外柵(納骨棺)の上に重量がある墓石が載るので十分な地盤調査を行い、重量に応じた強度で基礎コンクリート工事を行う必要があるのでお墓の工事で最も大事な工事といえます。
外柵の選び方
おすすめする選び方
◆外柵のデザイン◆

外柵のデザインは墓石のデザインのように好みなどで自由に設計できるものではありません。霊園・墓苑の施工規則で規定されていたりと基本的には周囲の外柵と同様の高さ・形状を参考にする必要があります。これは外柵のデザインがその霊園・墓苑の景観に直接影響する場合もあるからです。またお持ちの墓地の大きさ・面積によりデザインを変える必要もあります。
当店では大きく3タイプの基本形状をラインナップしており、小面積用外柵の【丘カロート】通常・大面積用の【フロア型】【階段型】がございます。
外柵工事の選び方
丘カロート外柵
丘カロート外柵
丘カロート外柵は墓地のサイズが90cm角以内の墓所によく使用されます。地面より上にカロートがあるので出カロートとも言われます。
フロア型外柵
フロア型外柵
墓所の前方が地面から段差が少ない点が特徴。段差がない点でお年寄りにはお参りがしやすく近年多く選ばれます。
階段型墓石
階段型外柵
墓所の前方に石の階段を施した最もポピュラーなデザイン。重厚で高級なイメージを求める方にはおすすめです。
墓石
拡大表示
和型最高級型+階段型外柵施工例 仏塔としての意味がある、古来からの伝統的デザインがこの和型墓石。
最高級型は墓石の3点高級加工(棹上部が香箱加工・上台部(切出水鉢加工)・中台部(水垂加工)のほかに香炉と水鉢がデラックス使用になっている。
墓石
拡大表示
和型標準型 和型の力強さと洋型のやさしさの両方を兼ね備えた形状。墓所の周囲のお墓が和型が多い等、高さが必要な場合に良く用いられます。
美麗型は墓石上部の棹石部がくびれたデザインが特徴で特に女性に人気があります。
墓石
拡大表示
和型高級型 和型の力強さと洋型のやさしさの両方を兼ね備えた形状。墓所の周囲のお墓が和型が多い等、高さが必要な場合に良く用いられます。
美麗型は墓石上部の棹石部がくびれたデザインが特徴で特に女性に人気があります。
墓石
拡大表示
和型墓石蓮華型 和型の力強さと洋型のやさしさの両方を兼ね備えた形状。墓所の周囲のお墓が和型が多い等、高さが必要な場合に良く用いられます。
美麗型は墓石上部の棹石部がくびれたデザインが特徴で特に女性に人気があります。
墓石
拡大表示
洋型2段前墓誌型 洋型墓石はヨーロッパの墓標を起源に国内では公園墓地を中心に普及した墓石です。
前墓誌型は洋型のデメリットである戒名が裏面に彫刻される点を解消した機能的デザインです。
墓石
拡大表示
和型スリン型 和型の力強さと洋型のやさしさの両方を兼ね備えた形状。墓所の周囲のお墓が和型が多い等、高さが必要な場合に良く用いられます。
美麗型は墓石上部の棹石部がくびれたデザインが特徴で特に女性に人気があります。
墓石
拡大表示
五輪塔鎌倉型 和型の力強さと洋型のやさしさの両方を兼ね備えた形状。墓所の周囲のお墓が和型が多い等、高さが必要な場合に良く用いられます。
美麗型は墓石上部の棹石部がくびれたデザインが特徴で特に女性に人気があります。
墓石
拡大表示
和洋中間型【漣(さざなみ)型】+フロア型外柵施工例 和型の力強さと洋型のやさしさの両方を兼ね備えた形状。墓所の周囲のお墓が和型が多い等、高さが必要な場合に良く用いられます。
漣型は墓石の棹石部が波のような3段アール加工が施されたデザインが特徴です。
墓石
拡大表示
和洋中間型【和み型】 和型の力強さと洋型のやさしさの両方を兼ね備えた形状。墓所の周囲のお墓が和型が多い等、高さが必要な場合に良く用いられます。
和み型は墓石上部がアーチ型に加工されており汚れがたまりにくい特徴があります。
墓石
拡大表示
洋型2段高級型 洋型墓石はヨーロッパの墓標を起源に国内では公園墓地を中心に普及した墓石です。
高級型は台の水垂れ加工を中心に、各部材に手仕事を施した墓石です。
墓石
拡大表示
和洋中間型【祈り型】 和型の力強さと洋型のやさしさの両方を兼ね備えた形状。墓所の周囲のお墓が和型が多い等、高さが必要な場合に良く用いられます。
祈り型は棹石部が立体的な段々(額出加工)になっていて和風テイストなデザインが特徴です。
墓石
拡大表示
和洋中間型【荘厳型】 和型の力強さと洋型のやさしさの両方を兼ね備えた形状。墓所の周囲のお墓が和型が多い等、高さが必要な場合に良く用いられます。
荘厳型は棹石部の段付加工(3段)と上台部の蓮華加工が特徴で高級感満点のデザインです。
墓石
拡大表示
和洋中間型【美麗型】 和型の力強さと洋型のやさしさの両方を兼ね備えた形状。墓所の周囲のお墓が和型が多い等、高さが必要な場合に良く用いられます。
美麗型は墓石上部の棹石部がくびれたデザインが特徴で特に女性に人気があります。
墓石
拡大表示
洋型3段高級型+丘カロート外柵施工例 洋型墓石はヨーロッパの墓標を起源に国内では公園墓地を中心に普及した墓石です。
3段高級型は通常の洋型にもう一段台を追加したデザインで、台の水垂れ加工を中心に、各部材に手仕事を施した墓石です。
墓石
拡大表示
洋型2段標準型 洋型墓石はヨーロッパの墓標を起源に国内では公園墓地を中心に普及した墓石です。
標準型は全体に角ばった形状で加工費がかからない廉価型です。

墓石
拡大表示
洋型2段高級型 洋型墓石はヨーロッパの墓標を起源に国内では公園墓地を中心に普及した墓石です。
高級型は台の水垂れ加工を中心に、各部材に手仕事を施した墓石です。

墓石に使う石材について

石材は自然からの贈り物
墓石に使用される石材は、俗に「みかげ石」と呼ばれております岩石です。墓石に使われる石材は石であればなんでも良いわけではなく基準があり「風化に強い石」「色つやが長持ちする硬い石」「石目(がら)が均一で美しい石」などです。
墓石材
石材
石材
石材
お墓えらび
【お墓に適した石材の種類って?】

石材は国産、外国産を合わせると100種類以上あります。
ただし、石材の特性から建築石材に適した石と墓石に適した石はことなります。
それは、墓石は屋外に長い期間設置されるもので、日光など環境の変化が激しい環境にあるためです。
建築石材に使用される石材を墓石に使用するとすぐに石の色あいが薄くなるなど変色が起こり、劣化が著しくなるものもあるので注意が必要です。
また石材はもともとザラザラとした表面ですが、砥石で研磨することで光沢が生まれます。
その光沢は時間と共にもとのザラザラとした姿に戻ろうとします。
ザラザラになる期間はその石材の性質や設置環境により早くも遅くもなるので選択に注意が必要です。
そのような理由で当社が過去の実績などを勘案して自信を持ってお勧めできる石材は40種類ほどに限定されていきます。
【色あいなど好みで選んでいいの?】

墓石に使用される石材の色調は大きく【白(ホワイト)】【黒(ブラック)】【灰(グレー)】の3色に分かれます。
石材の色合いはお好みで選ばれるのが良いですが、石材の選択次第で墓石の仕上がりの印象が変わってきますので注意が必要です。
黒御影系の石材を用いて建立されたお墓の印象は高級感のある堂々とした豪華な印象になります。
また白御影系の場合はいかにもお墓らしい、オーソドックスで落ち着いた印象になってきます。
石材の色を選ぶ際は実際に建立された実物のお墓を見たり、カラー図面を作成してもらい検討するとイメージしやすいと思います。
pict
中国白粗目石
石見本
白みかげ系等の石。もっとも廉価な価格帯。ピンク系で石目(ガラ)が大きい石。主に外柵に使用される。採掘地は中国。
中国白中目石
石見本
白みかげ系統の石。石目(ガラ)はやや大きめ。主に外柵に使用される。採掘地は中国。
インドアーバン
石見本
白みかげ系統の石。石目(ガラ)はやや大きめ。硬質で研磨加工による艶(つや)が長持ちする石材。主に外柵に使用される。採掘地はインド。
真壁小目石
石見本
白みかげ系統の石。石目(ガラ)は小さく硬質な石材。外柵や石碑に使用される。掘削地は茨城県で迎賓館にも使用された銘石。
ポルトガル
石見本
白みかげ系統の石。石目(ガラ)は細かく硬質な石材。外柵や石碑に使用される。掘削地はポルトガル。
庵治石
石見本
白みかげ系統の石。石目(ガラ)はきめ細やかで独特の斑点文様が特徴。硬質な石材。石碑に使用される。掘削地は香川県で首相官邸の石庭にも使用された銘石。
南平黒石
石見本
白みかげ系等の石。もっとも廉価な価格帯。ピンク系で石目(ガラ)が大きい石。採掘地は中国。
中国グレー小目石
石見本
白みかげ系統の石。石目(ガラ)はやや大きめ。吸水性が低く外柵に適した石。採掘地は中国。
インドクンナム石
石見本
白みかげ系統の石。石目(ガラ)はやや大きめ。とても硬質で研磨加工による艶(つや)が長持ちする石材。採掘地はインド。
インドグリーン(M10)石
石見本
白みかげ系等の石。もっとも廉価な価格帯。ピンク系で石目(ガラ)が大きい石。採掘地は中国。
インドグリーン(M1-H )石
石見本
白みかげ系統の石。石目(ガラ)はやや大きめ。吸水性が低く外柵に適した石。採掘地は中国。
インドグリーン(Y1)石
石見本
白みかげ系統の石。石目(ガラ)はやや大きめ。とても硬質で研磨加工による艶(つや)が長持ちする石材。採掘地はインド。

お墓修理のポイント

 お墓の修理の値段。大きな要素は次の3つです。
お墓修理の値段のヒミツ
1

材料費
香炉や塔婆立、花立などの小物や部材、石塔や外柵に使用する石材の費用です。

小物や部材の場合、生産地や加工品質、細工などの高度さに応じて費用が上下します。
石材の場合は、産出地によって費用が大きく変わります。墓石に使われる石材は、天然無垢の石材ですから、産出地によって品質が大きく変わり、費用も連動して上下します。
産出地によって、同じ石種でも特徴が変わるのが、石材の味わい深い所です。

費用と、石材の特徴が気に入ることは別の問題です。費用が多いほど良い石とも言い切れません。じっくり選び、ご自身が最も気に入る石材をお選び下さい。
最近は海外産の石材も多く利用されていますので、為替レートの変動が、材料費に影響を与えるケースも増えてきました。
2

施工費
実際に現場で行われる施工作業にかかる費用です。機材費や人件費が主なものになります。
備品の取り替え程度ならばあまり必要ありませんが、解体や異動を伴う大きな工事になると、比率が大きくなります。

また、施工費に大きな影響を与えるのが、墓地の立地です。大型車両を横付けできるような場所の場合と、山道を人力で登っていかなければならない場所の場合では、人件費に大きな違いが出ます。
地盤がしっかりしている場所と、軟弱地盤でも違いますし、崖地などの危険な場所では施工費は上昇します。
墓地が、他家の墓地と入り組んでいるような立地では、施工も難しく、費用も大きくなる傾向にあります。

施工費は、工事開始後に新たな状況が判明した場合など、当初の計画との変更が発生する場合があります。状況の説明を良く聞いて、納得の上、作業を進めさせると良いでしょう。
3

保管料
従来の石材や部材を再利用する場合に、一時保管する時に必要な費用です。

香炉などの小さなものの場合は必要ないケースもありますが、石塔や外柵部分を保管する場合、それなりのスペースが必要になってくるため、費用も大きくなる傾向があります。自社で作業場を持っている石材店のほうが、臨機応変に対処できるでしょう。

石塔の場合、保管中に磨き直しや苔落としの作業をして、ピカピカの状態で再利用するケースと、以前からの風合いを残す為に、出来るだけ状態を保存するケースに分かれます。
磨き直しや苔落としですが、古い墓石の場合、それをすると墓石を痛めてしまう場合があり、全ての墓石で利用できない可能性があります。事前にお打ち合わせ下さい。
お墓の改修は、新規建墓に比べて必ずしも費用が低くなるとは限りません。
1)の材料費は少なくすむことが多いですが、3)の保管料が掛かりますし、2)の施工費は、新規の墓地よりも大きくなる可能性もあります。

2)施工費の中でも触れていますが、地盤の状態や、墓地の位置によっては、改修よりも新規建墓のほうが費用を抑えることが出来る場合もあります。
お墓に対する思いや、お参りのしやすさまでトータルに考え、どのような改修をすることがベストなのか、判断されると良いと思います。
【基本のキホン】

ネット上だけで運営し、実店舗がないサイトが増加中です!お墓は実店舗があり、自社で施工できる体制がある「普通の石材店」に頼むことが常識です!なぜか?それは石屋は資格や技術がなくても誰でもなれるからです。マンションの一室でパソコン1台あればだれでもできます。売れたら石は石材輸入商社にて仕入れをして、施工は施工専門業者に外注して建てさせればよいだけなので楽ちんです。それだけに完成後に「話がちがう」「品質に問題がある」「施工が下手」等々トラブルが多い業界です。
【基本のキホンU】

・価格が表記されていないサイトに注意!価格が書いていない料理屋に入るのは不安ですよね?価格を書けない理由は人によって値段を変えたいからでは??

・誰が施工するかはっきりしている業者を選びましょう!大手業者でも偽装や手抜きをする時代です。できたら施工担当者や監督者が自社の社員か聞いた見てください。ごまかす会社はろくでもない会社かも?
失敗しないお墓修理のツボ
1)優先事項を決めましょう。
お墓の修理は一世一代の大仕事。何から手をつけたら良いのかわからないというお悩みもよく伺います。
大切なことは、「何の為にお墓を建てるのか」の優先事項を決めることです。ご納骨など、期限が決まっている場合は納期が第一ですし、予算の上限が決まっているときは、オーバーさせないようにすることが第一。寿陵のように、建立者様のこだわりが第一という場合もあるでしょう。

一番大切なことが決まっていると、適切なアドバイスをしやすくなります。

また、お墓の修理は、思わぬアクシデントがつきもの。
工事開始後に様々な不具合が発見され、予定変更を余儀なくされるケースも少なくありません。思ったより地盤が弱かった。使えると思っていた石塔が使えなくなった、など。
その場合でも、優先事項が決まっていれば、現場の判断も早くなりますし、適切な選択肢をご提案することが出来ます。

迷ったときや困った時、解決の糸口となるのが、優先事項の決定です。
失敗しないお墓修理のツボ
2)墓地の管理者とコミュニケーションをとりましょう。
お寺の住職や霊園の管理人とは、密なコミュニケーションをとりましょう。

墓地の管理者は、お墓を建てたあと、長くお付き合いする方々でもあります。一緒にお墓を作ってゆくという気持ちで、コミュニケーションをすることが大切です。

墓地の管理者は、毎日お墓に触れている墓地のエキスパートでもあります。墓地や墓石、ご供養などの色々なエピソードを聞き、良いお墓を作るためのアイデアをもらいましょう。

墓地や霊園によっては、色々な制限がある場合があります。あらかじめ決まり事を知っておくと計画がスムーズに進みます。
管理者と良い関係が出来ていると、細かい部分まで教えてもらえますから、トラブルの心配が減るでしょう。
失敗しないお墓修理のツボ
3)こまめにお墓の様子を見ましょう。
どんな不具合も、小さなウチに発見して対処すれば、時間も費用も少なくてすみます。
墓石に欠けや変色がないか、水はしみ込んでいないか、目地は傷んでいないか、塔婆立てなどが金属製ならばサビは出ていないか、石塔や外柵は傾いていないか、などを常にチェックしましょう。

一番良いのは、近しい方の命日や月命日に参拝する他、出来るだけこまめに参拝する機会を作り、お墓のお掃除をすることです。
せめてお盆や春秋のお彼岸、お正月の年に4回は参拝して、ご先祖様と語らいながら、お墓の様子を見たほうが良いでしょう。

お墓が遠方などの理由で、なかなか参拝できない場合は、定期的に墓石店に診断を頼む方法もあります。
プロの目から見たお墓の現状を把握しておくことは良いでしょう。ただし、強引に修理や改築を勧めるなど、不審な点があった場合は鵜呑みにせず、他の墓石店にセカンドオピニオンを求めるなどすると、トラブルが未然に防げます。
お墓の値段について
墓石の値段は、墓地の面積や石の大きさ、字彫り・彫刻などの加工方法などにより、大きく変動します。
また、施工がしやすい整備された墓地(霊園等)と整備されていない墓地(寺院、山にある墓地)でも値段が変わります。
値段が変動する条件として、墓石を運搬する距離(トラックなどから墓石を建てる墓地までの距離)、墓地までの道の幅(石材運搬車が通れるか)、墓石を建てる区画の周辺の状況(クレーンが使用できるか)などの作業のしやすさも関係します。
お金
石の山
【意匠設計費】+【墓石の使用量】+【墓石の加工賃】+【墓石の施工費】

☆墓所デザインの設計には強度計算、地盤調査、意匠図面の書き換え、検証等が必要ですので費用が発生します。

☆墓石の種類、墓石の使用量によって変化する値段

・墓地の広さ(幅×奥行×高さ)
・墓石の大きさや使用量

☆墓石の加工方法による加工代や施工代
・加工の難易度や加工作業時間による
・デザインの程度により運搬費・施工費が割り増しになる

☆ 施工場所によって変化する値段
・墓地の整備状況(霊園、寺墓地、山、荒地など)
・墓石の運搬距離(トラックから墓石を建てる墓地までの距離)
・墓地までの道幅(石材運搬車がスムーズに通れるか)
・墓石を建てる区画の周辺状況(クレーンが使用できるか)

石善のお墓現地調査サービス

現地調査・お見積りは無料となっております。お気軽にお申し付け下さい!

有限会社石善では無料で墓地墓石現地調査を実施しています。
これは実際の工事を想定して石材運搬経路や墓地の状態を把握しないと正確な見積もりが算出できないから行っております。
現地調査もせず見積もりを出せるとしたらそれはかなり大雑把で幅のあるものだと考えています。
石善では墓石の修理の価格を最小限に抑えるため、徹底したコストダウンを行っています。
そのためには事前に現地を確認して最適な工事方法を検討することが大切なのです。
お客様によっては「現地を見てもらうと断りづらい」「契約しないと悪いのでは」とお考えの方もいるかと思いますがその心配はまったくございません。(できればご縁を頂きたいですね!)
適正価格でお客さまに喜んでいただけれるよう頑張っております。
調査の流れ
調査の流れ
1)お申込み
まずはお電話、もしくはメールでお申込み下さい。
担当スタッフから現地調査にお伺いする日程をご相談させて頂きます。
0120-19-1485 【定休】水曜日
お問合せフォーム
調査の流れ
2)調査
現地に、お墓ディレクター1級のプロがお伺い致します。
お立合い頂き、お墓の現状をわかりやすく「墓所カルテ」(チェックシート)にまとめます。
墓所カルテサンプル拡大表示
◆墓所カルテサンプル
←左記は、実際にお申込み頂いたお客様の情報を基に作成したサンプルになります。
このようにチェック項目が誰にでもわかりますので、どの部分を工事すれば良いか、また工事が必要なのかが把握できます。

(画像の左下にある「拡大画像」をクリックすると文字が読めるサイズになります。)
調査の流れ
3)ご相談
調査させて頂いた内容を踏まえて、スタッフよりアドバイスを行わせて頂きます。
◆とりあえず概算だけ知りたい方◆


【メールからLINEで写真を送ってください!】
墓地の間口と奥行き寸法と写真をこちらのメールアドレスまで送ってください!

(大雑把な見積もりになる点はご了承下さい)info@ishizen.co.jp
〜お墓修理を依頼する前に必ず知っておきたい5のポイント〜
お墓の工事を依頼する場合、以下のいずれかに当てはまります。
お墓の工事を依頼する場合
↓
ポイント1
「石屋」というと石を割っている職人的なイメージの方が多いかと思いますが墓石を取り扱う業者には色々あります。
A.大手石材店
墓石だけでなく仏壇や葬儀まで取り扱っている総合的な石材店があります。最近では異業種の仏壇店や葬儀社から石材業界に参入したところもあります。
B.石材加工業者
石材を仕入れて自社の工場で研磨や加工を行う石屋です。主に石材店向けに墓石を販売しているので一般ユーザーには直接販売することは少ないです。
C.墓石小売業者
いわゆる町の石屋です。家族で経営していることが多く、10人位の従業員で地元密着型営業をしている石屋です。
D.インターネット系石屋
近年増加しているインターネット上で運営している石材店です。運営者は石材店とは限らず、ネット販売を専門とするIT系の業者が行っている場合もあります。
↓
ポイント2
お墓リフォームに大事なこと
お墓の工事は新規でお墓を建てることよりも既存のお墓を修理する方がより技術力が必要になる、これは墓石職人ならだれでも知っていることです。
新しく墓石を建てるには設計図をもとに平に石を積み重ねれば完成!お墓のリフォームは既存の石の施工方法を理解した上で修理に適切な設計と工事方法を検討しなければいけない点でしょう。
修理をするにはいくつもある施工方法を熟知した上で、お客様の要望にかなう施工方法を提案できるかが大事です。
技術力がない業者の場合、自分のできる施工方法(やり易い方法)を勧められてくるので、お客様の要望する最適な施工(価格・仕様・仕上がり)ができない可能性があります。予算に見合った工事を希望する場合は色々な提案をしてくれる業者を選びましょう。
↓
ポイント3
CAD
料理人なら包丁を、美容師ならはさみを必ず持っています。施工技術と設計技術がある石屋は必ずパソコンのCADシステムと工事重機(クレーン付きトラック、カートクレーン、ダンプトラック、土木工事機材)をもっています。持っていない場合は自社で施工する技術はないということになります。
また、実店舗があるかどうか?業界団体に属しているか?工事等の資格を有しているかなども大事な要素になります。お墓は建てたら終わりではありません。納骨作業や、戒名の彫刻を依頼したり後々まで付き合える会社を選びたいものです。
↓
ポイント4
信用できる会社
まずは「ポイント3」でご説明した条件(CADがあるか?工事する機械があるか?)をクリアーした業者に複数社同条件で見積もりを依頼してみましょう。できれば施工した実績を見せてもらうことや実際に店舗や工場に訪問してみるのも良いでしょう。
インターネットで業者を探す場合は実績が多く紹介されているサイト、値段ばかりアピールしていないサイトが信用できるでしょう。「仕事さえ取れれば良い!」と考える業者は良心的とは言えません。
石善の施工事例
↓
ポイント5
墓所工事はほどんどのお客様は初めての経験の場合が多いです。ですので過去の経験との比較はできないし同条件で比較する対象がないので自分が依頼した工事が訂正かどうか知るすべはほとんどありません。使用されている石材が本当に商品名通りのものかもわかりづらい業界です。(中国産の石を日本産と言われても素人には判断できません)
お墓リフォームの成功の秘訣は、誠実な石材店を探すことが第一です。
お墓は代々継承される、長く使用するものですから安心して相談ができる業者、長く付き合えそうな業者を探すことが何より大切になります。
親切な業者は、たとえ少ない予算を提示してもその中で要望を生かした工事を提案してくれます。

PageTop